歯科医療事務検定の概要とポイント
歯科医療事務検定は、全国医療技能検定協議会が主催している検定試験です。
全国医療技能検定協議会は、1996年に設立され、福岡県の地元に根付いた団体で、医療業務に関わる人質やスキルを向上させることを目的として、医療事務の関連教育、各種資格試験の認定などを行っています。
歯科医療事務検定は、受付対応、診療録管理、会計、レセプトの作成・点検などの医療事務業務や現場での医師のサポートなどを正確かつスムーズに実施するのに必要となる専門的技能の習得レベルを審査し認定する資格試験です。
試験は1級から3級まであり、各レベルは次のようになっています。
- 1級:
全般的な専門知識の理解と、全治療内容に対しての点数算定ができるレベル。 - 2級:
応用的な知識の理解と、診療報酬明細書(レセプト)作成が間違いなくできるレベル。 - 3級:
基本的な知識の理解と、診療録(カルテ)の点数記入ができるレベル。
合格基準は、いずれの級も8割以上の正解率で合格となります。
受験資格は無くどの級も受験可能で、合格率は公開されていませんが難しい試験ではないようです。
但し、無理せず自分の理解度に合った級を選択するようにしましょう。
歯科医療事務検定を目指せる講座は、福岡メディカルスクールで開講されていますが、3級の取得を目標にした講座です。
試験は福岡メディカルスクールで毎月実施されており何度でも受験できます。
資格の特徴と試験内容
- 受験資格はありません
- 試験は1級、2級、3級があり、1級はレベルの高い試験です。
- 協議会指定のスクールで通学講座が行われています。
- 試験は毎月実施されており、何回でも受験できます。
- 合格率は公開されていませんが、3級は難しい試験ではありません。
資格・試験 | 歯科医療事務検定(1級・2級・3級) |
受験資格 | 誰でも受験可能。 |
受験科目 | 歯科 |
試験内容 レベル |
3級(カルテ2枚): 2級(レセプト2枚): 1級(レセプト2枚、学科試験): ※試験時、教科書・テキストなどの資料の持ち込みが可能。 |
試験時間 |
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試験日時 |
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試験場所 |
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受験費用 |
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受験票の交付 |
交付時期:試験当日の1週間前
交付先:団体事務局又は受験者宅 |
合否判定 基準 |
いずれの級も出題に対し8割以上の正解率 |
合否発表 | 試験日より2週間後に合否が通知され、合格者には合格証が授与される。 |
合格率 | ― |
主催 | 全国医療技能検定協議会 |
所在地 問合先 |
〒812-0013 |
備 考 | ― |