医療事務の資格取得を目指す際に、まず気になるのが試験日程だと思いますが、医療事務の資格は数十種類以上あり、試験の実施頻度も異なっています。
早く資格を取って働きたい方であれば、年に何回も実施される資格試験を目指せる対応講座を選ぶ必要があります。
逆に時間がかかってもじっくりと学びたい方は、年に数回しか行われない資格試験の対応講座でもいいと思います。
このカテゴリでは、医療事務に関する資格ジャンル別に資格試験の種類、年間の試験日程、試験内容について、一覧比較し分かりやすく紹介していますので、医療事務講座を選ぶ際の参考にして下さいね。
医療事務資格のジャンルと概要・主業務
医療事務資格に関するジャンルには次のようなものがありますが、医療事務の総合講座などは下記の複数のジャンルを並行して学ぶことになります。
下記表では、ジャンル別の概要と主な業務内容について解説しています。
医療事務 資格ジャンル |
資格の概要と主な業務 |
医療事務 |
病院の受付・レセプト業務 医療機関の収入を正しく請求する診療報酬請求(レセプト)業務を行う |
医療秘書 |
医師の事務作業を、医師の指示に基き代行・補助する業務 2008年の診療報酬改定で「医師事務作業補助者」を配置していると、医師事務作業補助体制加算が取得できるということが決定してから登場した資格 |
医師事務作業補助者 |
医師の事務作業を、医師の指示に基き代行・補助する業務 2008年の診療報酬改定で「医師事務作業補助者」を配置していると、医師事務作業補助体制加算が取得できるということが決定してから登場した資格 |
医事コンピュ-タ |
医事コンピューターでのレセプト作成業務
以前、診療報酬請求(レセプト)は紙媒体で作成請求していたが現在では全てコンピュータで行われるようになった この「医事コンピュータ」でのレセプト作成能力の証明となるもの |
診療情報管理 |
診療情報を管理する業務
2000年4月から「診療録管理体制加算」が取得できるようになったので注目されはじめた業務 患者さんの診療記録を収集・整理し、必要に応じ提供可能な状態に管理する業務で、パソコンスキルやカルテを読み取る読解力やデータ分析力も必要比較的難易度は高い資格 |