調剤薬局事務検定試験の概要とポイント
調剤薬局事務検定試験は、日本医療事務協会が主催して資格認定を行っている試験で、受験資格は特になく誰でも受験可能です。
独学している一般者、資格講座の受講生、学校の在学者などが受験でき、申し込み方法としては一般申し込みと団体申し込みがあります。
試験形態は在宅試験と会場試験がありますが、講座受講生の場合は在宅で受験することができます。
試験内容は学科試験で調剤報酬に関する算定知識が3問、学科試験は調剤報酬算定、調剤レセプト作成に関する問題が出題されます。
試験時間は学科と実技合わせて90分間の試験となります。
会場試験の場合は、試験時間の制限がありますが、講座受講では在宅試験のため時間制限を気にせずに試験に臨めます。
また、会場試験であっても、テキストなどを確認しながら問題を解くことが可能なので、資格取得は難しくありません。
その証拠に、2020年に実施された試験の受験者数は11085人、合格者数9944人、不合格者数1141人、合格率は89.7%で、それ以前も90%前後を推移しています。
試験日は毎月第4日曜日で年12回行われており、さらに講座受講生は在宅受験ということもあり調剤薬局事務の資格取得を目指している方にとっては、試験にチャレンジする機会が多くあります。
合否判定基準は学科・実技共に、正答率が6割以上であれば合格できるので、比較的易しい試験と言えます。
受験料は一般からの申し込みは:5,500円、学校・スクール・講座などの団体からの申し込みは4,950円とかなり安めの料金設定となっています。
試験結果は、受験日から2ヶ月後に郵送で通知され、合格していれば調剤薬局事務検定試験の合格証明書が一緒に郵送されます。
調剤薬局事務検定試験を目指せるスクール・講座
調剤薬局事務検定試験に対応したスクール・講座は、次のページで詳しく紹介しています。
ユーキャンの調剤薬局事務講座(通学)受講メリット・講座内容 詳しくはこちら
資格の特徴と試験内容
- 受験資格は特になく誰でも受験可能
- 講座受講生は在宅で受験できる
- 試験日は年6回毎月実施されている
- 受験料は5,000円前後と安め
- 出題内容は学科・実技ともマークシート式で出題される
- 合格基準は学科・実技とも各正答率60%以上の獲得が必要
- 合否結果は受験日から1ヶ月後に郵送文書通知される
- 合格すれば、「調剤薬局事務検定試験」の合格証書が送付される
- 合格率は90%前後を推移しており難易度は低い
資格・試験 | 調剤薬局事務検定試験 |
受験資格 |
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出題範囲 |
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試験時間 |
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試験日時 |
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試験会場 |
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受験費用 (税込) |
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申請期間 | 試験日の2ヶ月前から3週間前まで |
合否 判定基準 |
学科・実技とも各正答率60%以上で合格となる |
合否発表 通知 |
試験日より1ヶ月後に郵送通知される |
合格証明 | 合格者には合否通知時に「調剤薬局事務検定試験 合格証書」が同封されて郵送される |
合格率 |
2022年度 試験結果
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主催 | 日本医療事務協会 |
所在地 問合先 |
〒160-0023 |
日本医療事務協会「調剤薬局事務検定試験とは」より