歯科助手資格の概要とポイント
歯科助手資格は、財団法人の日本能力開発推進協会が主催し認定している資格試験です。
新公益法人制度が2008年に制定されましたが、日本能力開発推進協会は、この制度に従って資格認定事業を柱として設立され営業活動を行っている団体で、利益を得ることも法的に認められているので民間会社といってもいいと思います。
設立目的である経営理念は、各分野で必要とされる知識や専門スキルを習得した人材を輩出し貢献することが目的となっていて、実際就職すれば役立つであろう有益な認定資格を多数行っており公益性もあると言えます。
協会が認定する歯科助手資格は、レセプト請求業務だけでなく、現場での歯科助手業務についても専門的知識が習得できているかを審査するので、現場でも即戦力となり歯科医院からの認知度もあり、評価されている資格です。
また受験資格は協会認定校のキャリアカレッジジャパンの通信講座を受講する必要があります。
試験は講座カリキュラムを修了後に、都度自宅で受験することが可能です。
但し、講座カリキュラム修了後、1年以内に限り受験することができますが、1年を超えると受験資格が無くなり試験を受けることができないので注意が必要です。
こんなことを言うと心配される方もおられますが、協会認定校のキャリアカレッジジャパンの歯科助手講座は、標準学習期間が3ヶ月で最長受講期間が受講スタート日より700日となっており、受講開始より15ヶ月間は何回でも受験申請可能です。
在宅で都合のいい時間に資料等を見ながら受験でき、ほとんどの方が資格を取得できていますので、心配無用です。
同じ歯科医療事務資格でも年2回しか受験機会がない試験も実際あるので、比較すると有利な条件で試験を受けることができます。
なので、講座修了後すぐに資格を取得でき、就職先を探すことも可能です。
歯科助手資格を目指せるスクール・講座
歯科助手資格に対応した医療事務スクール・講座は、次のページで詳しく紹介しています。
資格の特徴と試験内容
- 協会認定校の講座カリキュラムと歯科助手資格は大学などでも採用されています。
- 認定校の講座カリキュラム修了後に、都度在宅受験が可能です。
- 講座受講生は受講修了後、1年間は何回でも試験を受けることができます。
- 但し1年間を超えると受験資格が喪失するので注意を要します。
- 合格すれば歯科助手資格の称号が授与されます。
資格・試験 |
歯科助手資格 |
受験資格 | 協会認定校の講座修了生。 |
受験科目 | 歯科 |
履修内容 | 認定校の講座カリキュラムによる。 |
試験時間 | ― |
試験日時 | 講座修了後、都度実施。 |
試験会場 | 自宅試験 |
受験費用 | 5,600円(税込) |
受講申請 | 講座修了後、協会HPより受験申請し、協会側が受験料支払い・規定カリキュラム完了の確認後に試験用紙が送付されます。 |
合否判定 基準 |
正解率7割以上。 |
合否発表 | 協会側が解答用紙を受領した日から1ヶ月後に合否通知され、合格者には認定証が授与されます。 |
合格率 | ― |
主催 | 一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP) |
所在地 問合先 |
〒104-0061 |