医事コンピュータ能力技能検定試験の概要とポイント
医事コンピュータ能力技能検定試験では、日本全国で普及している医事コンピュータに関する入力操作の知識とスキルが審査されます。
医事コンピュータ能力技能検定試験の合格率は、2013年以降を見てみると最低でも82.4%、最高では94.1%という低難易度の資格試験です。
通常、資格試験は学科試験(筆記試験)と実技試験がありますが、この試験では実技試験のみが実施されています。
実技試験は、「医事NAVIU」、「C&C電子カルテシステムU」というCO-ROMソフトを使用して試験が行われます。
また、医事コンピュータ能力技能検定試験を目指せる講座は、日本医療事務協会の医療事務+コンピュータ講座になり、試験で使用されるソフトは教材として配布されます。
一般受験者は、会場試験になるのですが、日本医療事務協会の上記講座修了生は、自宅で資格試験にチャレンジできます。
会場試験の場合でも、教材や参考資料の持ち込みが可能なので、丸暗記などの勉強は不要です。
実技試験は筆記試験とは違い、医事コンピュータの入力操作にどれだけ慣れておくかが合否結果に大きく影響するので、教材で配布されるソフトを使用して何回も繰り返し入力操作を行い慣れておくようにしましょう。
特に医療事務の初学者の場合は、医療事務コンピュータ講座だけを受講しても専門用語やレセプトの基礎知識がないとスムーズに入力操作ができません。
なので、必ず医療事務講座で基礎知識を学んでから医療事務コンピュータ講座を受講するようにして下さいね。
医事コンピュータ能力技能検定試験を目指せるスクール・講座
医事コンピュータ能力技能検定試験に対応したスクール・講座は、次のページで詳しく紹介しています。
資格の特徴と試験内容
- 日本医療事務協会の医療事務コンピュータ講座修了者は自宅受験が可能
- 合格率は90%前後の難易度試験
- 学科試験(筆記試験)はなく、実技試験のみ実施されている資格試験
- 会場試験は教材・資料の持ち込みが可能
- 医事NAVIU、C&C電子カルテシステムUのCO-ROMソフトを使用する試験
資格・試験 | 医事コンピュータ能力技能検定試験 |
受験資格 |
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出題範囲 |
学科試験:
ありません。 実技試験(2問):外来と入院の診療報酬明細書の作成
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試験時間 | 60分間 |
試験日時 | 開催月により異なるため問合せ確認必要 |
試験会場 |
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受験費用 | 6,600円(税込) |
受験 申請方法 |
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合否 判定基準 |
問題総計点の約7割の正答率で合格。 |
合否発表 通知 |
試験日の約2週間後、郵送にて文書通知される。 |
合格証明 | 履歴書には、「日本医療事務協会主催 医事コンピュータ能力技能検定試験 合格」と記載可能。 |
合格率 | 2019年度 年間試験実績 |
主催 | 日本医療事務協会 |
所在地 問合先 |
〒160-0023 |