調剤報酬請求事務技能認定の概要とポイント
調剤報酬請求事務技能認定は、一般財団法人 日本医療教育財団が開催している資格認定試験になります。
最初に言っておきますが、調剤報酬請求事務技能認定は資格試験はありません。
協会が規定する教育訓練ガイドラインをクリアした講座の修了試験に合格することにより認定を受けることができます。
なので、独学で勉強しても試験を受けることはできないので、調剤薬局事務講座を受講して修了試験に合格する必要があります。
修了試験に合格した後、認定証の交付申請を行うと2か月後に調剤報酬請求事務技能認定証が送付されます。
認定証の交付申請時には、受講料とは別途で3,000円の認定料が必要になります。
また、修了試験は講座カリキュラムを全て履修した後に在宅での試験になり、参考資料を参照しながら問題に解答できるので、会場試験のように緊張せず受験することができると思います。
修了試験の合格基準は、学科試験は正答率90%以上、実技試験も正答率90%以上を獲得すれば合格判定されます。
修了試験内容は学科試験は三択問題が25問以上、実技試験は調剤報酬明細書の作成・点検問題が出題されます。
修了試験の時間は一応80分となっていますが在宅試験の場合はほとんど関係ないので、自分のペースで解答していけばいいと思います。
在宅受験では、テキストやノートなども見ながら問題を解けるので、日頃真面目に勉強していれば不合格になることはまずないと言っていいでしょう。
一般的には調剤薬局事務講座を修了するには修了試験に合格する必要がありますし、合格すればさらに資格試験を受験し合格して初めて資格を取得できます。
その点、調剤報酬請求事務技能認定は、資格試験を受験する必要がなく、講座の修了試験に合格しさえすれば資格を取得できるので、早く資格を取得して働きたいと考えている方にとっては、最適な認定資格だといえるでしょう。
調剤報酬請求事務技能認定を目指せるスクール・講座
調剤報酬請求事務技能認定に対応したスクール・講座は、次のページで詳しく紹介しています。
資格の特徴と試験内容
- 講座修了試験に合格すれば資格取得できる試験
- 修了試験は在宅受験
- 修了試験の内容は、学科は三択式で25問以上、実技はレセプトの作成・点検が出題される
- 修了試験は講座終了後に都度実施される
- 修了試験の合格基準は学科・実技とも、正答率90%以上の獲得が必要
- 修了試験に合格後、認定証発行申請が必要
- 受講料とは別に認定料3,000円が必要
- 申請してから約2か月後に認定証が発行される
資格・試験 | 調剤報酬請求事務技能認定 |
認定条件 | 講座修了で取得できる資格 |
修了試験 出題範囲 |
※試験時、参考資料などの参照可能 |
修了試験 時間 |
80分以内 |
修了試験 日時 |
講座カリキュラム履修後に都度実施 |
修了試験 形態 |
在宅試験 |
修了試験 判定基準 |
学科試験、実技試験とも、9割以上の得点で合格となる |
認定料 | 3,000円(税込) |
認定方法 |
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主催 | 一般財団法人 日本医療教育財団 |
所在地 問合先 |
〒101-0062 |
日本医療教育財団「調剤報酬請求事務技能認定」より