病院内の組織体制は、専門職単位で部門別に分割され、各部門間でお互いに連携、協力しながらチーム医療を進めています。

通常、医療事務職員の職場は、経営部門の医事課という部署になります。

医療機関の各部門の役割と職員について

経営部門の組織体制

 医療機関内の一般事務、医療事務に関する業務全般を担当し、医療秘書、医療事務、メディカルクラークなどが所属しています。

また、医療相談室などで患者さんの様々な相談を受け、メディカルソーシャルワーカー(MSW)も所属しています。

理事長や院長の補佐でもある経営部門長の事務局長は、病院経営を担当する重要なポストです。

診療技術部門の組織体制

 診療技術部門の従事者は、専門的な業務を行っており、そのほとんどが国家資格の有資格者です。

薬剤師、臨床検査技師、診療放射線技師、栄養士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士などが所属します。

薬剤科は、薬に関する責任部署で一部門の扱いで薬剤部門として独立している医療機関もあります。

看護部門の組織体制

 直接的看護、間接的看護、診療補助などが看護業務にはあり、看護師、准看護師、看護助手などが配属されています。

各病棟や手術室の単位で看護部門は分割されており、看護師長がそれぞれに配属されています。

また、総婦長や看護部長が看護部門を統括し、全てを取りまとめています。

診療部門の組織体制

 医療機関で多くの診療科がある場合は、医長や部長が診療科ごとに配置されており、医師や歯科医師が所属しています。

医療行為については、医師法で定められており医師のみが行えます。

在宅医療センターの組織体制

 介護保険制度が導入されてから在宅医療センターが医療機関でも設置され、医療サービスの提供を在宅においても行っています。

超高齢社会に突入した現在の日本では、在宅医療の必要性が年々高まっています。

医療機関内の一般的な組織体制と配属されている職員

経営者

部門

部署

職員

理事長
/院長

副院長

経営部門

・事務長
・事務局長

クラーク課 メディカルクラーク職員
秘書課 医療秘書職員
経理課 一般事務職員
医事課 医療事務職員
企画広報課 一般事務職員
人事課 一般事務職員
医療相談室 メディカルソーシャルワーカー(MSW)
総務課 一般事務
診療技術部門 栄養課 ・栄養士
・調理師
検査科 臨床検査技師
薬剤科 薬剤師
放射線科 診療放射線技師
リハビリテーション科 ・理学療法士
・作業療法士
・言語聴覚士
・視能訓練士
看護部門

・看護部長
・総師長

外来 看護師
病棟
訪問・在宅
手術室
診療部門

・各科医長

内科 医師
外科
整形外科
産婦人科
脳神経外科
その他診療科
歯科 歯科医師
在宅医療センター ・医師
・看護師
・理学療法士
・介護福祉士
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