医療事務管理士(R)技能認定試験の試験内容と受験ポイントについて

 医療事務管理士技能認定試験は、民間機関である株式会社 技能認定振興協会が認定する資格試験で、日本医療事務管理士協会として設立されてから40年以上になります。

株式会社で資格試験を事業として行っていますが、医療関連業務に関わる人材のスキルアップや社会的地位を高めることを設立目的としているようです。

医療事務管理士の資格取得者は、すでに十数万人以上輩出されており、このことから医療機関に於ける認知度や信頼性が高い資格であるといえます。

なので、就職時にアピールポイントとして有効活用できる点が取得することの大きなメリットといえます。

 試験は医科と歯科を選択でき、年6回奇数月に実施されているので、受験機会が多く資格取得を目指すには有利です。

受験資格については医科・歯科ともに条件はないので誰でも受験可能です。

 次に受験のポイントとコツについて説明します。

医科 医療事務管理士技能認定試験の出題内容とポイント

 医科の出題内容は、マークシート方式で10問が学科試験で出題され、手書きでのレセプト(診療報酬明細書)作成が3問実技試験では出題されます。

また、実技の出題内容は、入院レセプトが1問外来レセプトが2問となっています。

医科の診療報酬請求業務は、歯科と比較すると診療科目が多いため、広範囲に渡って知識が必要となります。

 さらに診療報酬の算定方法や薬に関しても歯科との共通性は全くないので、医科の知識イコール歯科の知識とはならず、歯科医療事務の仕事に就きたい場合は、歯科の医療事務管理士資格講座を受講し学ぶ必要があります。

歯科 医療事務管理士技能認定試験の出題内容とポイント

 歯科の出題内容は、学科試験がマークシート方式で10問出題されます。

学科試験の出題範囲は広く、医療保険制度、診療報酬点数の算定、医療用語、解剖学などの問題が出されます。

実技試験は外来レセプト(診療報酬明細書)の作成問題が3問出題されます。

実技試験で出題されるカルテの種類は多く、歯同病、う触、ブリッジなどに関する問題が出されます。

歯科は医科に比べて診療科目が限られているので、学ぶ領域は狭く診療報酬の種類も少ないのが特徴ですが、深く専門的な知識が必要になります。

 歯科の場合、学科も実技も難しい試験ではありませんが、歯科独特の知識や技能は全般的に習得しておく必要があります。

医科の医療事務に就きたいなどのこだわりがなければ、医療事務初心者の場合、医科よりも範囲の狭い歯科の方が取り組みやすいと言えるでしょう。

医療事務管理士(R)技能認定試験の試験内容と対応講座について詳しくはこちら

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