医療情報事務士の概要とポイント
医療情報事務士は、医事管理士と同じ一般財団法人 日本病院管理教育協会が実施している認定試験です。
医療情報事務士は、病院や診療所などで診療録(カルテ)など診察用データの作成や、診療報酬請求に関する実務業務などの技能レベルについて審査される資格試験です。
医療現場における事務処理を円滑に行えるようにする大切な役目を担っています。
受験資格は、協会が指定する大学もしくは短期大学で、医療事務の管理業務に必要となる所定の科目を履修し、単位を取得することが条件になります。
試験は年度ごとに計2回11月と1月に行われています。
資格を取得するには、協会指定校で定められた履修課程を修了し、年度内2回行われている認定試験に合格した後、資格認定申請を行わなければなりません。
受験する際は費用5千円と、合格後の資格申請の際には費用1万円が別途必要になります。
医療情報事務士を目指せるスクール・講座
医療情報事務士に対応した医療事務スクール・講座は、次のページで詳しく紹介しています。
資格の特徴と試験内容
- 日本病院管理教育協会が指定した短大・大学の受講学生が受験対象になります。
- 試験は年度ごとに計2回11月と1月に実施されています。
資格・試験 | 医療情報事務士 |
試験概要 | 医療機関では、患者からの被保険者証の受付や診療録(カルテ)の作成、診療後には診療報酬点数の算定やレセプトの作成などを行います。 このような医療事務の業務をスムーズに行う為に必要な知識と技能が習得されているかどうかを審査するための資格が医療事務士になります。 |
受験資格 | 日本病院管理教育協会が指定した教育指定校で下記履修科目を習得した者。 |
受験科目 | 医科 |
履修科目 |
日本病院管理教育協会の教育指定校で次の科目を履修することが必須。
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試験時間 | − |
試験日時 | 年2回(1月,11月) |
試験会場 | ― |
受験費用 | 5,000円 |
出願期間 と手続き |
協会が指定校に通い、医療事務の履修科目を修了すると資格認定試験の受験ができる。 |
合否判定 基準 |
― |
合否発表 | 協会指定校で医療事務の専門的知識・技能を履修後、年2回行われている全国統一試験に合格し、卒業すれば資格認定取得となる。 |
合格率 | 非公開 |
主催 | 一般財団法人 日本病院管理教育協会 |
所在地 問合先 |
〒102-0072 |
備 考 | 資格申請費用10,000円 |