医療情報実務能力検定試験(医療事務実務士(R))の概要とポイント
医療情報実務能力検定試験は、都道府県知事認証特定非営利活動法人 医療福祉情報実務能力協会が主宰する資格試験です。
医療福祉情報実務能力協会は、特定の公益に寄与する目的で設立され、都道府県知事が認可した営利活動を目的としない公益性の高い組織で通称NPO法人ともいわれるものです。
試験は例年1級が年3回、2級が年4回実施されており、受験資格は問われず誰でも受験でき、すべり止めとして1級と2級の併願で受験することも可能です。
試験場所は、自宅での受験が可能なので、時間を気にすることなく自分の都合に合わせて受験できます。
医療福祉情報実務能力協会が実施している資格を取得することの大きなメリットは、ジョブカードに記載できるということです。
ジョブカードとは、国の政策で2008年(平成20年)から施行された職業能力の資格証明制度で、求人側と求職者とのミスマッチを防ぎ、就職成功率を促進するために行われている国の制度です。
3種類のシートに求職者が有する技能が記載されており、求人企業側は職業能力を客観的に把握し評価できるので、的確に求める人材であるかどうかを判断できます。
また、求職者側も自信を持って自分の強みをアピールでき、求人企業と求職者とのミスマッチが減ることで就職に成功する確率もアップします。
当然、履歴書にも取得した資格名は記載することができるので、医療事務の知識や実務能力を有していることを証明できます。
医療情報実務能力検定試験(医療事務実務士(R))を目指せるスクール・講座
医療情報実務能力検定試験に対応した医療事務スクール・講座は、現在該当したものはありません。
資格の特徴と試験内容
- 試験は1級と2級があり、ともに自宅での受験が可能です。
- 就職時、ジョブカードに正式記載できる資格です。
- 試験は、1級は年3回、2級は年4回行われています。
- 合格すれば医療事務実務士の認定証が交付されます。
- 平均合格率は、1級55%程度、2級60%程度で割と難しい試験です。
試験名 資格名 |
医療情報実務能力検定試験(医療事務実務士(R))(1級・2級) |
受験資格 |
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受験科目 | 医科 |
出題範囲 |
2級
学科試験:(20問) 実技試験:(3問) 学科試験:(20問) 実技試験:(3問) |
試験時間 | ― |
試験日時 | 年3回(7月,9月,12月) |
試験会場 | 1級2級共、在宅試験 |
受験費用 |
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出願期間 と手続き |
試験日の約2〜2.5ヶ月前から1ヶ月間程度 |
合否判定 基準 |
学科・実技ともに、正答率80%以上又は試験ごとの偏差値55以上。 |
合否発表 |
試験日より1〜1.5ヶ月後
※認定証発行は、発行申請受理日から3〜4週間後になり、受験料とは別に1540円が必要。 |
合格率 |
全体平均合格率
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主催 | 都道府県知事認証特定非営利活動法人 |
所在地 問合先 |
〒101-0047 |