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医師事務作業補助者実務能力認定試験の概要とポイント

医師事務作業補助者実務能力認定試験は、特定非営利活動法人の認定を得た全国医療福祉教育協会が資格認定を行っている試験です。

試験内容はマークシート式での学科問題が20問、各種書類作成に関する実技問題が3問出題されます。

特に実技試験では、診療録を手書きで作成する問題が1問、診断書、診療情報提供書、処方箋などの文書を作成する問題が2問出題されます。

試験は年3回(3月、6月、10月)行われており試験時間は2時間ですが、医療事務系の資格としては、実施頻度が少ないので確実に1回目で合格できるようにしっかり学習しておきたいものです。

受験形態としては、独学した方などが一般受験(在宅受験)と、通学講座修了生のためにスクール側から受験申請する団体受験(会場受験)があります。

なお、団体受験(会場受験)であっても校舎や教室での受験となり、試験時にテキスト・学習ノート・資料などの持ち込みが可能となっています。

なので、丸暗記的な勉強は必要なく基本的なポイントを押さえ学習体系を把握しておけば、すぐに検索できるのでテキストを確認しながら解答することができます。

その証拠に平均合格率は60〜80%を推移しておりそれほど難しい試験ではありません。

合否判定基準は、正答率6割以上で合格となります。

受験料は一般受験が7,700円、団体受験が7,200円となっています。

独学で勉強する場合は、公式教材として次のテキストを購入して勉強する必要がありますが、初学者の方は壁にぶち当たった際に質問や相談できる相手がいないので途中で挫折する可能性が高くおススメできません。

  • 医師事務作業補助者実務能力認定試験 公式テキストT、U、V 各2,200円(税込)
  • 初級者のための医療事務BASIC問題集 2,200円(税込)

試験の合否通知は、郵送で通知され合格者には合格証書が同封して送付されます。

医師事務作業補助者実務能力認定試験を目指せるスクール・講座

現在、社会人向けの医師事務作業補助者実務能力認定試験に対応したスクール・講座は、開講されていません。

資格の特徴と試験内容

医師事務作業補助者実務能力認定試験の特徴
  • 受験形態は、一般からの申し込み(在宅試験)と、スクールからの団体申し込み(会場試験)がある
  • 会場試験の場合は、テキスト・参考書などの持ち込み受験が可能
  • 独学の場合、協会から公式テキストが販売されている
  • 試験は年3回(3月、6月、10月)実施されている
  • 受験料は7千円代と負担は軽い
  • 合否ラインは、正答率60%以上の得点で合格
  • 合格率60〜80%を推移し難易度は低い試験
資格・試験

医師事務作業補助者実務能力認定試験

受験資格

特になし

出題範囲 学科問題(マークシート):
  • 医師事務作業補助者に必要な知識(20問)
実技問題(各種書類作成):
  • 診療録の手書き作成(1問)
  • 診断書、診療情報提供書、処方箋などの文書作成(2問)
※試験時に参考書や資料などの持ち込みが可能です。
試験時間

2時間

試験日時 年3回(3、6、10月)

医師事務作業補助者の試験日程一覧はこちら≫≫

試験会場
  • 一般受験:在宅受験
  • 団体受験:通学講座受講生は申し込みした認定機関
受験費用
  • 一般受験:7,700円
  • 団体受験:7,200円
合否
判定基準

正答率60%以上

合否発表
通知

普通郵便で送付通知

合格証明

合格者は合格証書が発行され合格通知と共に普通郵便に同封される

合格率 2023年度 試験実績
  • 受験者:621名
  • 合格者:457名
  • 合格率:73.6%
主催

全国医療福祉教育協会

所在地
問合先

〒169-0075
東京都新宿区高田馬場4-4-2 教育センター第1ビル1F
TEL:03-5925-6548

試験情報引用元:
全国医療福祉教育協会「医師事務作業補助者実務能力認定試験とは?」より
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