医師事務作業補助者コースの概要とポイント

医師事務作業補助者コースは、一般財団法人 日本病院会が認定を行っている研修です。

日本病院会は医療機関に従事する人材育成のために診療情報管理士通信教育を行っていますが、当研修コースは、それらの教育訓練コースの中の一つです。

以前は、当研修コースで取得できる資格は、病院に従事している方のみを対象にした認定資格で、他の職種の方には受講資格はありませんでした。

具体的な受講資格としては、病院勤務者であり、なおかつ病院の管理責任者である院長または理事長が認めた方以外は受講できませんでした。

現在は受講資格が緩和され、医師事務作業補助業務に従事している方や就く意思や予定のある方であれば受講可能です。

本研修内容は、厚生労働省が規定する医師事務作業補助体制加算の対象基準を満たしたコースになっていますので、講座を修了すれば病院内で医師事務作業補助者として勤務することが可能です。

よって、別途資格試験を受ける必要がなく研修カリキュラムを受講して修了すれば認定されます。

研修日程は、従来3月9月11月の年3回実施されていましたが、コロナ過の影響で在宅でのオンライン受講に変更されており実施日は公式サイトにて別途確認が必要です。

受講内容は、他の医師事務作業補助者講座と同様で、受講時間は、研修会14時間、院内研修リポート18時間の合計32時間となります。

受講料は、テキスト・オンライン研修・消費税の費用全て込みで3万円のみです。

日本病院会が主催する診療情報管理士の認定者や通信講座の修了生の場合は、カリキュラム修了後に修了証明書を入手するために申請料が受講料とは別に5,500円必要になります。

講座修了者は、修了証明書の発行手続きを行い、一般財団法人 日本病院会 医事補証明書申請係が受理完了すれば「医師事務作業補助者 基礎知識研修 修了証明書」が自宅に郵送されます。

医師事務作業補助者コースを目指せるスクール・講座

医師事務作業補助者コースを受講するには、申請書類に必要事項を記入し、日本病院会 医師事務作業補助者コース係 宛に送付する必要があります。

資格の特徴と試験内容

医師事務作業補助者コースの特徴
  • 資格試験を受験しなくても研修カリキュラムを修了すれば認定される
  • 受講形態は在宅でのオンライン受講
  • 受講料は30,000円
  • 修了者には「医師事務作業補助者 基礎知識研修 修了証明書」が交付される
資格・試験

医師事務作業補助者コース

認定条件

研修会、院内研修リポート合計32時間の講座を修了すること。

※資格試験はなく講座修了で認定される。

受講資格

医師事務作業補助業務に従事している方、就く意思や予定のある方

研修範囲
  1. 医師、医療、医薬品医療機器、健康保険に関する関連法規の概要。
  2. 個人情報保護に関する事項。
  3. 医療機関で実施される一般的医療内容、配置部門での医療内容や専門用語。
  4. 診療録等の記載・管理・代筆・代行入力。
  5. 電子カルテシステム(オーダリングシステムを含む)。
受講時間 合計32時間
  • 研修会:14時間
  • 院内研修リポート:18時間
受講日時

例年 年3回(3、9、11月)
※日程は都度確認要

医師事務作業補助者の試験日程一覧はこちら≫≫

受講会場

在宅オンライン受講

費用
(税込)
研修受講料:30,000円

※受講料には、テキスト代・オンライン研修費・消費税の費用が含まれる。

主催

一般財団法人 日本病院会

所在地
問合先

〒102-8414
東京都千代田区三番町9-15
TEL:03-5215-6647

試験情報引用元:
一般財団法人 日本病院会「医師事務作業補助者コースWEBサイトについて」より
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