調剤薬局事務資格の概要とポイント
調剤薬局事務資格は、一般財団法人 日本能力開発推進協会が主催して資格認定を行っている試験です。
受験資格は、日本能力開発推進協会が認定したスクールが実施している講座カリキュラムを全て履修した受講生が対象となった調剤薬局事務の資格試験です。
よって、講座を受講せずに独学で学んでも受験資格が得られないので資格は取得できません。
試験内容は講座で学んだ保険薬の調剤報酬請求事務に関する実務技能のレベルが評価されます。
試験会場は在宅で自宅に居ながら試験にチャレンジできますので、試験時間の縛りはなく自分の都合に合わせて試験問題に取り組むことができます。
自宅なので、教材などを手元に置き確認しながらリラックスした環境で解答することができます。
試験を受けるタイミングですが、講座修了後であれば自分の都合にあわせて申し込みでき、受講開始後から12ヶ月間に限って何回でも受験することができます。
但し、12か月を過ぎた場合は受験資格が消滅するので、この期間内に合格する必要があります。
合否判定基準は7割以上の正答得点率で合格となります。
よって、試験で満点を狙ったり丸暗記式の勉強も不要なので、現実的には1年を超過して受験資格を喪失したり、1年以内に合格できなかったりする方はほとんどいません。
受験料は5,600円(税込)で標準的な相場料金となっています。
試験結果は、自宅に郵送された出題問題に対する答案用紙を記入し協会に返送してから約1ヶ月後に郵送にて合否通知されます。
試験に合格すれば、調剤薬局事務資格の認定証と認定カードが発行されます。
調剤薬局事務資格を目指せるスクール・講座
調剤薬局事務資格の試験に対応したスクール・講座は、次のページで詳しく紹介しています。
資格の特徴と試験内容
- 受験資格は協会認定のスクール講座カリキュラム修了者
- 在宅で試験を受験できる
- 試験日は講座修了後に都度受験可能
- 受験料は5,600円と標準的
- 合格するには7割以上の得点率が必要
- 合否結果は答案用紙を協会が受理した後1ヶ月で郵送通知される
- 合格すれば、「調剤薬局事務資格」が付与され認定証が送付される
資格・試験 | 調剤薬局事務資格 |
受験資格 | 協会が認定した教育機関の講座カリキュラムの修了者 |
出題範囲 |
調剤報酬請求事務の業務能力について評価
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試験日時 | 講座修了後に随時受験(受験期限は受講スタート後、1年以内) |
試験会場 | 在宅試験 |
受験費用 | 5,600円(税込) |
合否 判定基準 |
得点率70%以上で合格 |
合否発表 通知 |
解答用紙返送し協会受理後、約1ヶ月で郵送通知 |
合格証明 | 合格者には「調剤薬局事務資格」の認定証と認定カードが交付される |
主催 | 一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP) |
所在地 問合先 |
〒104-0061 |
一般財団法人 日本能力開発推進協会「調剤薬局事務」より