医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R))の概要とポイント
医療事務技能審査試験は、1974年(昭和49年)から財団法人日本医療教育財団が長年に渡って実施している歴史ある試験です。
医科と歯科を選択でき、合格者には「メディカルクラーク」の称号が付与されます。
以前は1級と2級がありましたが、現在は統一されており級の区分けはありません。
試験は全国統一で行われ、レセプト業務はもちろん、医療機関で必要な事務業務全般の知識や技能が問われます。
客観的に全般の能力を評価できるとして認知度も高く、医療機関からも高い評価を得ています。
医療事務関連の資格試験では、年間受験者数が最多であり、ニチイだけでなく日本全国の医療系大学や専門学校からも多くの方が受験しています。
ちなみに少し前ですが2022年度の受験者数は13,433人です。
医科の試験は年12回毎月実施されており、受験機会が多くあります。
2024年7月からは、インターネット試験(IBT方式)となっているので、自宅や学校など好きな場所で個別にインターネットを通じて受験できます。
【インターネット試験のメリット】
- 自宅・学校など好きな場所で受験可能。
- 試験予定日の中から試験日時を選べるので、自分の都合や予定に合わせて受験可能。
- 即時採点され合否結果がわかるので、迅速に今後の学習や就職の予定が立てられる。
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R))を目指せるスクール・講座
医療事務技能審査試験に対応した医療事務スクール・講座は、次のページで詳しく紹介しています。
資格の特徴と試験内容
- 試験は医科と歯科があります。
- 年間受験者は業界最大規模の資格試験で40年以上に渡る歴史があります。
- 厚生労働大臣が許可する財団法人が行っている信頼と実績ある資格試験です。
- 試験に合格すれば「メディカルクラーク」の称号が付与されます。
- 試験は毎月実施されているので合格できるチャンスが多くあります。
- 試験はインターネット試験方式なので自宅や学校など好きな場所で受験できます。
資格・試験 | 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R)) |
試験概要 | 医療事務の業務従事者の知識と技能(医療機関での受付業務、診療報酬請求事務業務に関連する職業能力)レベルを評価・証明することで、医療事務職の業務スキル・社会的地位・経済的地位の向上を目指すことを目的としている資格試験です。 |
受験資格 | 不問 |
受験科目 | 医科又は歯科のどちらかを選択 |
出題範囲 |
学科試験:筆記(択一式) 医療事務知識(25問/60分) 実技試験T:筆記(記述式) 診療報酬請求事務・診療報酬明細書点検(4問/70分) 備考: |
試験時間 | 上記記載の通り |
試験日時 |
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試験会場 | 各都道府県の公共施設など |
受験費用 | インターネット試験(IBT方式): 8,800円(税込) 医科・歯科とも受験料は同じ |
出願期間 と手続き |
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合否 判定基準 |
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合否発表 通知 |
試験日から約1ヵ月後に郵送にて通知される。 |
合格証明 | 合格証書は試験結の通知から約1ヵ月後に郵送される。 |
合格率 | 2022年 試験実績 医科
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主催 | 一般財団法人 日本医療教育財団 |
所在地 問合先 |
〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-2-10 TEL:03-3294-6624 FAX:03-3294-1787 |