医療秘書とは、規模の大きい病院などでは、医局内で医師のサポート業務を行いますので、医局秘書とも呼ばれており、医療機関の院長や看護部長などに専属で秘書として従事することもあります。
仕事内容としては、次のように多様な業務があります。
- スケジュール管理
- 資料や書類の作成・整理
- 学会準備
- 電話応対
- 看護師や他の医師との連絡
さらに医療秘書としての知識やスキルだけでなく、各担当診療科に関する専門的な知識も必要になってきます。
キャリアカレッジジャパンの医療秘書講座について
社会人の方でも医療秘書の資格だけを単独で取得できるスクール講座は、キャリアカレッジジャパンの医療秘書講座(通信)のみになります。
以前は、通信講座の「ヒューマンアカデミー」も開講していましたが、現在は開講されていません
ヒューマンアカデミーの医療事務通信講座は当時3つの資格に対応しており、医療事務講座の中に医療秘書の学習内容が含まれたカリキュラムで、2級医療秘書実務能力認定試験が目指せました。
資格スクール大栄の医療秘書講座について
資格スクール大栄の場合は、医療事務の本科講座修了の方が受講対象になりますので、単独で医療秘書講座のみを受講することはできません。
受講できる場合は、教室も全国で100箇所以上あり、平日・土日・夜間でも通学できます。
通学する時間帯は自分の都合のいい日時を自由に選び予約して勉強でき、予定変更や取り消しも電話をすれだけでOKです。
従来の通学講座と違い空き時間を使い日時を自分で決めて通学できるので、授業日程に縛られることなく学べるのが大きな特徴です。
また、受験時には資料の持ち込みができるので、いかにその資料を使いやすく内容整備して持ち込めるかが合否の分かれ目になります。
アビバでは、本番に備えて資料の整備方法や出題形式に合わして効率的に診療報酬点数表を引く方法も伝授してくれるなど、本番の受験対策がかなり充実している印象を受けます。
大原の医療秘書講座について
専門学校へ通学して取得できる医療秘書講座を行っているスクールでは大原が有名ですが、専門学校・短大・大学などに1〜2年以上通学して学ぶ必要があるので、勤労社会人や時間的に融通がきかない方にはお勧めできません。
学生で進学を考えている方や平日時間的余裕がある方などで興味がある方は検討してもいいと思います。