医療事務は、資格取得を目指している人や転職・復職などを考えている方にとって、以前から大変人気のある職種です。
ここでは、なぜ医療事務職が女性に根強い人気があるのか考察していきたいと思いますが、次の7つがその大きな理由ではないかと思います。
医療事務の仕事自体は無資格であっても働くことは以前から可能で、これが今までの大きな利点でした。
ところが最近では、医療事務の経験者や資格取得者も多くなり、技能を証明できる医療事務資格無しで就職することは、すごく難しくなってきているのが実情です。
なので、就職する場合は在宅受験が可能な講座を受講して医療事務の資格取得後に、就職活動をする方が大半です。
また、ヒューマンアカデミーなどのように、就職活動についても講座を受講すれば完全サポートしてくれるスクールもあり、医療事務未経験であっても通信講座を受講して試験に合格すれば、有利に就職活動を進めることが出来るのも人気がある理由の一つです。
医療事務は専門性が要求される職種なのでニーズが高く、多様な勤務形態の求人が多いのも大きな魅力です。
仕事内容も自分の生活環境に合わせて、次の様な選択をすることもで、融通がきく職場もあります。
- 正社員:
安定した雇用待遇・職場環境でキャリアアップを目指したい方 - 派遣社員:
自分の希望条件に合った職場で働きたい方 - パート:
家事や子育てなどと両立して働きたい方
医療事務の職場は、男性より女性が圧倒的に多い職種ですが、年齢に関係なく女性が長年働くことができるのも大きな特徴です。
レセプト業務、秘書業務、患者への応対業務など、医療事務は年齢を重ねても実務経験を積むほど、専門知識やスキルを身に付けることができる職種なので、将来に渡って能力を充分発揮して働くことができます。
医療事務は、病気や怪我などで病院に来院される患者さんと直に接することができる仕事です。
なので、工場での物造りとは違い、直接患者さんのお役に立てていることを肌で感じることができるので、やりがいを感じやすい職種でもあります。
実際現場で働いている多くの現役医療事務員は、病気で不安な患者を励ましたりすることで、感謝の言葉をかけてもらい大きな励みになっている方もたくさんいます。
やはり仕事をするなら、人の役に立ち感謝され、社会貢献に繋がる職に就きたいという方には最適な職種だと思います。
医療事務の仕事は、厚生労働省が規定する全国共通の医療保険に関する業務を行います。
よって学んだ知識、取得した資格、積み重ねた実務経験は、全国どこの病院でも通用するので就職時の採用条件で不利になるようなことはありません。
既婚女性の方が夫の転勤などで引っ越しした場合でも、その転居先で仕事を見つけ今までのキャリアをそのまま職場で生かすことができます。
結婚して家事や子育てで職場から遠ざかっていた女性の方でも、医療事務の場合は職場復帰しやすいのが大きな利点です。
再就職に向けて再度勉強する場合、通信講座を利用すれば家事や育児をしながらでも時間の空いた時に在宅で学習することができ、資格取得に向けて試験に備えることができます。
また、就職する際も正社員・派遣・パートなど様々な勤務形態から生活スタイルに合った就業先を選択することも可能です。
また、医療事務は女性の多い職場なので、正社員勤務であれば、育児休暇も取りやすいところも多く安心して働くことができますし、派遣やパートの場合は、休業と職場復帰の時期も相談して取ることも可能です。
特に病院などの医療機関に勤務する医療事務は、仕事をしながら育児も行っている方も多くいるので、同僚や先輩からどうすれば上手く両立できるかを質問し教えてもらうこともできます。
病院などに勤めていると、一般生活ではなかなか知り得ない医療業界の実状や専門知識を知ることができます。
なので、仕事だけでなく家庭で夫や子供が病気になったり怪我をした場合など、いくら医療費が必要になるのかも計算できるので、病院を探す場合も上手く冷静に対処することができます。
また、医療事務講座では、レセプトなどの事務的な知識だけでなく、医学の基礎知識も学習するので、自分自身や家族や親せきなどが病気にならないようにするための予防知識として活用することもできます。
このように医療事務資格を取得することで、仕事と生活の一石二鳥で活用し役立てることができるので、価値のある資格の一つとも言えます。
以上、医療事務の人気の理由とその魅力について紹介してきましたが、現在日本では少子高齢化で、医療・介護業界でのニーズは今後数十年先もますます高まっていくことが予想できますので、医療事務への転職を考えている方、これから復職を目指す方は、ぜひ頑張って頂きたいと思います。