医師事務作業補助業務実務能力認定試験(認定医師秘書TM)の概要とポイント
認定医師秘書TMは、特定非営利活動法人の認可を得た医療福祉情報実務能力協会(MEDIN/メッドイン)が実施している資格試験です。
試験科目は学科試験と実技試験が行われますが、特に実技試験では、各種診療書・証明書・申請書の作成能力が審査され、医療文書作成技能が求められます。
試験は3月、7月、9月、12月と年間に4回実施されていますが、医療事務系の資格は毎月実施されているところも多いので、受験チャンスはそれほど多いとはいえません。
2023年の平均合格率は69.2%と難易度は中程度の試験で、合格した受験者年齢層は、20〜30代の方が65%と7割近くを占めています。
但し、在宅受験が可能な資格試験なので基本的な要点を押さえてしっかりと学習しておけば、ほとんどの方が合格できる試験です。
合否判定基準は、試験を実施する回ごとの受験者偏差値が55以上、または正答率8割以上を得点すると合格となります。
受験料は8,200円ですが、試験に合格すると「医療福祉情報実務能力協会合格認定証書、資格証カード、資格証ピンバッチ」の3種類がセットで発行され、受験料とは別に3,600円の発行手数料が必要となります。
なお、医師事務作業補助業務実務能力認定試験に合格すると認定医師秘書TMの称号が付与されますが、この資格は国の職業能力資格証明制度(ジョブカード)に正式に記載できる資格になります。
ちなみに、ジョブカードとは、厚生労働省が就業者の職業能力を客観的に証明するものとして推進しており、求人応募時に履歴書・エントリーシートと共に添付できるものです。
当然、求職活動や職業訓練に役立つ証明カードでもであります。
医師事務作業補助業務実務能力認定試験(認定医師秘書TM)を目指せるスクール・講座
医師事務作業補助業務実務能力認定試験(認定医師秘書TM)に対応したスクール・講座は、次のページで詳しく紹介しています。
資格の特徴と試験内容
- 試験は在宅受験が可能
- 合格率69.2%と難易度は中程度の試験
- 受験料以外に資格証明の発行手数料3,600円が必要
- 全受験者数の内、20〜30代が65%を占めている
- 試験は年4回(3、7、9、12月)実施されている
- 国の職業能力資格証明制度(ジョブカード)に正式に記載できる資格
資格・試験 | 医師事務作業補助業務実務能力認定試験(認定医師秘書TM) |
受験資格 | 次のいずれかに該当する者
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出題範囲 |
学科(医師事務作業補助基本知識)
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試験時間 | 在宅試験のため制限なし |
試験日時 | 年4回(3、7、9、12月) |
試験会場 | 在宅試験 |
受験費用 |
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合否 判定基準 |
試験実施回毎の受験者偏差値55以上または正答率80%以上 |
合否発表 通知 |
当協会の検定スケジュールを確認のこと |
合格証明 |
発行手続き受理後、3〜4週間後、次の資格証明が発行される
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合格率 | 平均合格率:69.2%(2023年) |
主催 | 特定非営利活動法人 |
所在地 問合先 |
東京都新宿区西新宿3-2-27 オーチュー第7ビル4F |
医療福祉情報実務能力協会(MEDIN/メッドイン)「医師事務作業補助業務実務能力認定試験(認定医師秘書TM)」より