1.医療事務(医科)資格の試験合格率と対策講座・スクール一覧
医科 医療事務の資格には次のような種類がありますが、各資格試験ごとの合格率とその試験対策講座を開講しているスクール一覧を次に示します。
また、下記の資格試験はどれも認知度が高い試験ですし、下記一覧表の各スクールで開講されている医療事務講座の質には大きな差はありません。
資格試験名 | 合格率(%) | 資格を目指せる開講スクール | |
1 | 医療事務(医科)能力検定試験3級 | 97.2 | 大原 |
2 | ホスピタルコンシェルジュ(R)検定試験3級 | 96.8 | (誰でも受験可能) |
4 | 医事管理士 | 95.0 | 指定教育校 |
3 | 医療情報事務士 | 95.0 | 指定教育校 |
5 | 医療事務検定試験 | 90.5 | 日本医療事務協会 |
6 | 医療事務資格 | 90.0 | キャリアカレッジジャパン |
7 | 医療事務技能認定試験 | 88.6 | (誰でも受験可能) |
8 | 医療事務(医科)能力検定試験2級 | 85.1 | 大原 |
9 | 医科医療事務管理士(R)技能認定試験 | 84.6 | 大栄 |
10 | 医療事務認定実務者(R)試験 | 82.3 | ユーキャン |
11 | 医療事務(医科)能力検定試験1級 | 80.0 | 大原 |
12 | ホスピタルコンシェルジュ(R)検定試験1級 | 76.9 | (誰でも受験可能) |
13 | 医療事務技能審査試験メディカル クラーク(R) | 76.7 | ニチイ |
14 | 医科2級医療事務実務能力認定試験 | 68.7 | (誰でも受験可能) |
15 | 医療情報実務能力検定試験(医療事務実務士(R))(2級) | 67.4 | (誰でも受験可能) |
16 | ホスピタルコンシェルジュ(R)検定試験2級 | 65.6 | (誰でも受験可能) |
17 | 医療情報実務能力検定試験(医療事務実務士(R))(1級) | 50.7 | (誰でも受験可能) |
18 | 診療報酬請求事務能力認定試験 | 30.6 | (誰でも受験可能) |
※上記一覧表の合格率は、2024年6月現在で資格試験の実施団体または指定教育機関から発表・公開されている直近の試験合格率を記載しています。
2.医療事務(歯科)資格の試験合格率と対策講座・スクール一覧
歯科 医療事務の資格試験の合格率や難易度について紹介したいと思います。
歯科医療事務の資格を取得するには、民間の認定機関が実施している次の資格試験に合格することにより取得できます。
資格試験名 | 合格率(%) | 資格を目指せる開講スクール | |
1 | 歯科助手実務者 | ほぼ 100 |
ユーキャン |
2 | 歯科助手 | ほぼ 100 |
キャリアカレッジジャパン |
3 | 歯科助手専門員 | ほぼ 100 |
ヒューマンアカデミー通信 |
4 | 保険請求事務技能検定試験(歯科) | 95.5 | 日本医療事務協会 |
5 | 歯科 医療事務管理士(R)技能認定試験 | 84.6 | (誰でも受験可能) |
6 | 医療事務技能審査試験(メディカル クラークR)歯科 | 70.2 | ニチイ |
7 | 診療報酬請求事務能力認定試験 歯科 | 30.6 | (誰でも受験可能) |
8 | 歯科 医療事務検定(1,2,3級) | ― | (誰でも受験可能) |
※上記一覧表の合格率は、2024年6月現在で資格試験の実施団体または指定教育機関から発表・公開されている直近の試験合格率を記載しています。
3.医療事務(医科・歯科)資格試験の合否判定基準について
上記一覧表の医療事務(医科・歯科)資格試験の合否判定基準は、次のページで詳しく紹介していますので、参考にして下さい。
4.管理人まとめ
初めて医療事務資格にチャレンジする方は、無理して難易度が高い(合格率が低い)資格試験を目指すより、まず難易度が中程度の資格を確実に取得できる対策講座を受講した方が得策です。
上記に一覧表では、医科・歯科ともに診療報酬請求事務能力認定試験が最難関の資格で、合格率は30%代を推移しています。
現役の医療事務経験者の方でも容易に合格できるような資格ではありません。
但し、どうしても診療報酬請求事務能力認定試験のようなネームバリューがある資格を取得したい場合は、この試験を含めて複数の資格に対応した講座を受講し併願受験できるようにしておいた方が無難です。
そうすれば、診療報酬請求事務能力認定試験に落ちても、もう一方の試験で合格できれば、就職活動ができなくて将来設計が狂うことはないと思いますので、できるだけ安全策を講じて学習したほうがいいと思います。
なお、複数の資格に対応した講座スクールは次のページで紹介しています。