医療秘書の通信・通学講座・スクールの特徴・受講ポイント

 医療秘書とは、規模の大きい病院などでは、医局内で医師のサポート業務を行いますので、医局秘書とも呼ばれており、医療機関の院長や看護部長などに専属で秘書として従事することもあります。

仕事内容としては、次のように多様な業務があります。

  • スケジュール管理
  • 資料や書類の作成・整理
  • 学会準備
  • 電話応対
  • 看護師や他の医師との連絡

 さらに医療秘書としての知識やスキルだけでなく、各担当診療科に関する専門的な知識も必要になってきます。

スクール別 医療秘書講座のサポート体制・教材特徴の比較

 次に、医療秘書講座を開講しているスクールの特徴について解説していきます。

医療秘書の講座スクール比較

スクール名 受講形態 テキスト以外
の添付教材
合格
サポート
就業
サポート
ヒューマンアカデミーの医療秘書講座 オンラインライブ授業
医療事務になるなら大原(医療秘書専門学校) 通学
キャリアカレッジジャパンの医療秘書講座 通信 WEB動画
大栄の医療秘書講座 通学映像 VOD動画

 上記スクールの医療秘書講座を受講して取得できる資格については次のページで詳しく紹介しています。

医療秘書の資格種類・試験日程・試験内容

お勧め 医療秘書講座

 社会人の方でも医療秘書の資格だけを単独で取得できるスクール講座は、現在ヒューマンアカデミーとキャリアカレッジジャパンになります。

 以前は、通信講座の「たのまなヒューマンアカデミー」も開講していましたが、現在、講座を開いていません。

たのまなヒューマンアカデミーの医療事務通信講座は当時3つの資格に対応しており、医療事務講座の中に医療秘書の学習内容が含まれたカリキュラムで、2級医療秘書実務能力認定試験が目指せました。

この資格も知名度がありましたが、今はヒューマンアカデミーの医療事務講座を受講すればオンラインライブ授業で自宅でも生の授業を受講できます。

また、 資格試験の2級医療秘書実務能力認定試験の実技試験については、参考資料などを試験会場に持ち込んでもOKとなっています。

ヒューマンアカデミーの医療秘書講座について

単独でヒューマンアカデミー医療秘書講座のみを受講することも可能です。

また、教室に通学することが難しい方は、オンラインライブ授業が配信されているので自宅や外出先からもPC・スマホを使って授業を受けることが出来ます。

医療事務の知識も共に学習したい場合は、医療事務講座のカリキュラム内に2級医療秘書実務能力認定試験の医療秘書検定対策講座が設けられています。

この講座修了生の受験実績は、不合格になっているのはわずか2割弱の方だけで、平均10人中8人以上は合格している状況なので、資格取得の確率がぐんと高くなっています。

また、通学で学習したい場合は、全国に学校があるので、学習日程も毎週1日か2日で平日・土日・短期から生活に支障がない日を自由に選んで勉強することが出来ます。

通学時に一番心配なのが風邪や急な用事、転勤や出張、引っ越し転居などで休んだりする場合です。

その点、ヒューマンアカデミーでは通学できずに授業を休んで受講中断し、途中であきらめてしまうことがないように振替受講、休学復学・転校などの制度が設けられているので安心です。

資格取得後は、通学していた学校や自社運営の就職支援会社の専任人材カウンセラーなどから相談から入社まで就職活動に関する全てのサポート支援が一貫して行われます。

資格を取っても就職できなければ苦労して勉強してきても意味がないので、やはりスクール側が自社経営している求職人材紹介会社を持っているのは大きな強みです。

このように講座受講―資格取得―就職―入職後フォローまでのフルサポートがある講座は、余計な心配をする必要がなく受講する際も安心して勉強に取り組めるのが大きな利点だと思います。

ヒューマンアカデミー医療事務講座 詳しくはこちら

資格スクール大栄の医療秘書講座について

資格スクール大栄の場合は、医療事務の本科講座修了の方が受講対象になりますので、単独で医療秘書講座のみを受講することはできません。

受講できる場合は、教室も全国で100箇所以上あり、平日・土日・夜間でも通学できます。

通学する時間帯は自分の都合のいい日時を自由に選び予約して勉強でき、予定変更や取り消しも電話をすれだけでOKです。

従来の通学講座と違い空き時間を使い日時を自分で決めて通学できるので、授業日程に縛られることなく学べるのが大きな特徴です。

また、受験時には資料の持ち込みができるので、いかにその資料を使いやすく内容整備して持ち込めるかが合否の分かれ目になります。

アビバでは、本番に備えて資料の整備方法や出題形式に合わして効率的に診療報酬点数表を引く方法も伝授してくれるなど、本番の受験対策がかなり充実している印象を受けます。

大原 医療秘書講座について

専門学校へ通学して取得できる医療秘書講座を行っているスクールでは大原が有名ですが、専門学校・短大・大学などに1〜2年以上通学して学ぶ必要があるので、勤労社会人や時間的に融通がきかない方にはお勧めできません。

学生で進学を考えている方や平日時間的余裕がある方などで興味がある方は検討してもいいと思います。

関連ページ

医療事務の通信・通学講座・スクールの特徴・受講ポイント
医療事務(医科・歯科)の通信・通学講座を開講しているスクールを選ぶ際の判断ポイントや特徴・受講メリットなどについて解説しています。
医師事務作業補助者の通信・通学講座・スクールの特徴・受講ポイント
医師事務作業補助者の通信講座・通学講座・スクールの特徴・受講ポイント・講座内容について解説しています。
受講料が安く在宅受験が可能な医療事務講座
受講料金(費用)が格安で在宅受験が可能な教材・カリキュラムの口コミ評判も高い人気の医療事務講座を徹底比較しています。
合格保証/合格サポート制度・全額返金制度のある医療事務講座
合格保証制度や合格サポート制度、全額返金制度のある医療事務講座について解説しています。
複数資格/W資格対応講座から選ぶ医療事務講座
複数資格(W資格)に対応した医療事務講座や医療事務専門学校(スクール)の選び方について徹底比較しています。
就職サポート体制から選ぶ医療事務講座
就職サポート体制が充実した医療事務講座や医療事務専門学校(スクール)の選び方について徹底比較しています。
ネームバリュー・認知度が高い資格から選ぶ医療事務講座
医療機関に対してネームバリュー・認知度が高い医療事務資格の特徴やその資格に対応した医療事務講座・スクールの選び方について解説しています。
合格率・難易度から選ぶ医療事務資格と講座
合格率・難易度から選ぶ医療事務資格と対策講座・スクールについて徹底比較しています。
レセプト業務を重視した医療事務資格と講座
レセプト業務に重点を置いて審査される医療事務資格と目指せる講座、医療事務の資格試験の学科と実技内容、医療事務資格の位置づけについて紹介しています。
受講料・サポートから選ぶ優良な医師事務作業補助者講座
受講料が安くサポートも充実している優良な医師事務作業補助者講座はどれか、比較した結果から見ていきましょう。

医療事務
資格試験日程
医療事務資格
種類と試験内容
医療事務講座
徹底比較
医科 医療事務
人気講座
歯科 医療事務
人気講座
医師事務作業補助者
人気講座
医事コンピュータ
人気講座
ページトップへ戻る